食品衛生自治指導員制度は、
会員施設の食品衛生向上と自主的衛生管理の確立のために昭和26年に創設されま
した。
現在、三千余の自治指導員が会員施設を巡回して衛生管理の指導・普及に活躍しています。
○ 食品衛生自治指導員の役割
食品衛生自治指導員は、衛生当局(保健所)と密接な連絡を保ち関係営業者(担当施設)及び消費者を対象として以下の業務を行います。
(1) 衛生相談
食品衛生向上のため関係営業者の各種相談に応じます。
(2) 巡回指導
営業施設を巡回し、食品衛生の改善事項について指導・助言をおこなうとともに、食品衛生情報紙
「食品衛生責任者お知らせ版」等の配布をします。
(3)
許認可申請手続きなどの指導許可
申請手続きや更新、変更の手続き(営業施設基準の周知)などの助言をおこない、無許可営業等にならないよう指導します。
(4)
保健指導
食品営業従事者の健康管理についての相談にのり、保健所の指導による健康相談、検便などの実施に
積極的に協力します。
(5)消費者に対する衛生普及活動
食品衛生街頭相談や消費者懇談会などを実施し、一般消費者の協会事業への理解を図るとともに食品衛生の普及を図っていきます。